
南米はブラジル、ウルグアイからアルゼンチンにかけて生息する球状サボテン、ノトカクトゥス属の一種のノトカクトゥス・オットニス、和名"青王丸" Notocactus ottonis が、今年も花を咲かせました。今年は親株から芽吹いた仔株が、自分の体より大きな花を咲かせたので、この一年の苦労が報われた思いです。親株に直径約1cmで仔吹いていたところを、切り取って幼苗として独り立ちさせたのが一昨年の夏。それ以来水遣りに気を使いながらできるだけ効率よく育つように気を配ってきました。今は直径4cmくらいに成長しています。黒い刺も、立派になってきました。
南米はウルグアイ原産の球状サボテン、ノトカクトゥス属の一種、ノトカクトゥス・スクロッセリ Notocactus schlosseri が、初めて花を咲かせました!! この株は3年前に買ったのですが、今年は大分大きくなったので、そろそろ花が咲くかなと思っていた頃でした。淡い黄色の花で、差し渡し5cmほどです。写真は、花と体幹部がよく見えるように撮影したものです。体幹部は完全な球状ではなく、円筒形で、縦に長く成長します。株の直径は約6cm、高さは約8cmです。
メキシコを中心に北米大陸に生息する球状サボテン、マミラリア属の一種、マミラリア・ピルカエンシス Mammillaria pilcayensis が、花を咲かせました!! 今年で連続三回目の開花です。今年は特に花の数が多く、頭部に丸く紫色の"花輪"ができました。刺は少しベージュがかった白で、それに花の紫色がとても映えて美しいです。
南米ボリビアからアルゼンチンにかけて生息する球状サボテン、パロディア Parodia 属の一種、 Parodia hummeliana (パロディア・フンメリアナ)が、初めて花を咲かせました!! (といっても、この株は去年購入したものですが...)
満月が今年も花を咲かせました。満月は北・中米原産のマミラリア属のうちの一種。この属は、棘が白く密につくものが多く、全体的に白っぽい感じになります。満月はこのマミラリア属の中でも「明星」などとならんでメジャーな種。我が家では3年前に伊豆サボテン公園に行った折に買い求め、それ以来大事に育てています。
左は花の拡大写真。花自体の大きさは花弁の長さ約1cmと小さく、中心部にかけて淡い赤色を呈します。満月自体が白っぽいので、花はあまり目立ちませんが、そこがかえって奥ゆかしくて、人気のある種の一つになっている理由ではないでしょうか。今度はもう一株買って、相互に受粉させ、種子を作ってみたいと思います。
青王丸の三年株が初めて花を咲かせました。先週掲載したものの子株を分けて育てていたものです。本日は大型で強い台風4号接近のため、大雨でしたが、雨水に打たれてしぼんだ姿が何となくsentimentalで素敵だったので、写真に収めました。主幹の径は約4cm、高さ2.5cmです。主幹より大きな花が咲くとは、改めてサボテンはすごい生き物だと思いました。
青王丸は、深緑色の体幹に赤みがかった鋭い棘を持ちます。体幹は多数の稜に分かれ、成長とともに多少ねじれてきます。そして、そのシックなたたずまいから、思わず息を飲むような大きな黄色い花を咲かせます。花期は5〜7月頃です。左に掲げた写真の株は、推定で5年株。2007年5月中旬に撮影したものです。主幹(直径6cm)の根元に、小さな子(直径約1cm〜1.5cm)を5つ吹いていいるのが見えます。
このサボテンは、体の表面にヒダといいますか「谷」が何本も刻まれています。これを「稜」といいます。図鑑によりますと、この稜は青王丸の場合、ほとんどが8〜12と、数が決まっているようです。稜の数は、成長とともに増えるものと、まったく増えないもの、その中間のものがあります。まったく増えないものの好例は、アストロフィツム属(和名は蘭宝玉: ランポウギョク)の3〜5稜というのがあります。この青王丸は、成長とともに稜が増えるのかどうか、まだ私は実験していませんが、今まで観察する限りではたぶんほとんど増えないように思われます。小さい時でも、稜の数は8-12はありますので。ちなみに花の直径は6cmと、株そのものよりも大きいです。自分よりも大きい花をさかせるサボテン。まさに"渾身の力"を振り絞って咲かせた、という印象を受けます。なお、仔株として育てていたので、鉢が黒のビニール製のものとなっております。すこし見苦しい感じですがご容赦くださいませ。
左はこの株の花を真上からアップで撮ったもの。花の特徴がよくおわかりいただけるかと思います。ノトカクトゥス属には黄色の花が多いように思う、と、先のノトカクトゥス・スクロッセリの項目で書いたかと思いますが、このサボテンも花は黄色、雌しべの柱頭が赤となっていて、ノトカクトゥス属の典型的な花のように思われます。

左は上記の株の親株です。もともとは7年前に買い求めた株で、その時は大きくて、直径8cmはありましたが、その後仔株をたくさん芽吹いたり(合計20個は超えています)、毎年花を咲かせたりで体力を消耗したらしく、最近白さび病のような病気にかかってしまいました。みるみるうちに体幹部がしぼんで緑色から薄い茶色に変色してしまい、今年花もつけず、今は体幹部の直径は5cmにまで減少してしまいました。いわば、子供をたくさん生んだあとで体が弱っているお母さん株、ということですね。先日、とりあえず抗菌剤を処置したところ、なんとか命だけは保つことができているようで、最近緑色の部分が頂点の"成長点"を中心に拡大してきました。大事に育てて、なんとか寿命を延ばしてあげたいと思っています。まだまだ頑張って子供を生んでいただかねば。なお、この写真でお分かりいただけるとおり、刺は茶色味のかった黒色、体表は少し濃い目の緑色です。来年はこの親株も花をさかせてくれるでしょうか...
左はこの株の花が二つ咲いたところを真上からアップで撮ったもの。花の特徴がよくおわかりいただけるかと思います。ノトカクトゥス属には黄色の花が多いように思いますが、このサボテンも花は黄色で、雌しべの柱頭が赤くなっています。
左はこの株の体幹部を拡大した写真。残念ながらブレてます(すみません〜)。でも、体表は緑色、刺座(しざ)は白、刺は褐色を帯びているという特徴はおわかりいただけるかと思います。なかなか渋い刺の色ですね。ちなみにこのサボテンは、仔吹きせず、単幹でしか育たないので、増やすには種子をとらねばなりません。もう一つ株を買って、交配させ、種子を取れるようにしてみたいと思っています。来年以降の楽しみの一つですね。
買ったときは、直径2cmくらいのほんとに小さな株でしたが、今は直径4cmくらいに育っています。
左はこの株を真上から撮影したものです。花自体の直径は5mmくらい。たくさん花がついて、とてもきれいな花輪になっていました。来年もまた一回り体を大きくして、きれいな花輪が付くように頑張りたいと思います。
最初は、"緋繍玉(ひしゅうぎょく)" Parodia sanguiniflora かなと思って何気なく買ったのですが、いろいろ図鑑で確かめてみると、刺の色が緋繍玉は白色なのに対し、本種はそうではないことから、パロディア・フンメリアナだとわかりました。アルゼンチン原産です。買った当初は体幹部の直径わずか2cmだったのですが、今は4cmくらいに成長しています。ちなみに花の大きさは体幹部より大きいです。
左は花を上部から撮影したものです。花自体の直径は5〜6cmくらい。素晴らしい真紅の花弁の中に、多数の黄色の雄しべに囲まれて、一本、先端の分かれた雌しべの柱頭が見えます。思わず、うっとり見とれてしまうほどのきれいさと迫力でした。来年もまたこのような素晴らしい花を咲かせてくれるでしょうか...期待したいと思います。
花はちょうど頭の上に花輪を載っけたように、樹幹の頂点を中心に丸く咲きますが、なかなか一つ一つの花が咲く時季が揃わないので、完全に丸い花輪になったことは、私のこの株の場合、まだありません。今年もどうかなと思ってみていましたが、結局花輪にはなりませんでした。
青王丸 Notocactus ottonis 2007/07/14

青王丸 Notocactus ottonis 2007/07/07

■ 雪晃(せっこう) Brasilicactus haselbergii 2007/6/30 ■ 月宮殿(げっきゅうでん) Mamilopsis senilis 2007/6/23 ■ 玉翁(たまおきな) Mamillaria hahniana 2007/6/17