貫井神社 2007/10/6 (土)
先日(2007年9月のある日)の朝に、貫井南町3丁目にある貫井神社に行ってまいりました。同神社は、境内の碑文によりますと、「創立は天正十八年(1590年)この湧水の出る景勝の当地に、水の神である水神様を貫井弁才天と称え奉祀、氏神様として崇敬せる」とのことです。本殿は280年前に改築したものが、残念ながら昭和60年に焼失、翌昭和61年に再建されたそうです。焼失前の本殿を一度拝みたかったです。
小金井市南部を東西に貫く「連雀通り」に第4小学校があるのですが、貫井神社の敷地はその校庭の南側に隣接しており、南側にかけて急な崖になっている、その崖の途中を切り開いて、平らにならして境内が造られています。ですから、境内はそんなに広くはありません。面積にして、中町の小金井神社の5分の1くらいでしょうか。それでも、境内の本殿前には、大きな池があり、その池を渡る朱色の橋がかかっていて、風格を感じさせてくれます。ベンチが二つ置いてあり、ゆっくりと境内の雰囲気を鑑賞できます。

貫井神社の正門は、写真の通り、階段になっています。この神社が、崖の途中に切り開かれて作られていることがこれでよくおわかりいただけると思います。階段の両脇は、向かって左側の丸く刈ってあるのがヒノキ、右側の少し黒っぽい緑色をしているのはサワラの木です。

境内正面のの大鳥居。ここからまっすぐ進んで池の朱塗りの橋を渡り、本殿まで約30〜40mくらいです。

上左の写真は、正面階段の左側のヒノキの後ろに聳え立つヒマラヤスギ。威風堂々たるものです。ちょっとみるとただのスギと勘違いしてしまいがちですが、上中の葉の写真をみればただのスギではないことがわかります。樹皮も重厚です。ちなみにヒマラヤスギはスギの仲間ではありません。マツの仲間です。詳しくは今後ヒマラヤスギを樹木編で取り上げたときに譲ります。

本殿の正面にある池を渡してある朱色の橋。ベンチからこの眺めがゆっくりと堪能できます。池の周りにはイロハモミジなどが配されていて、雰囲気の良い境内に仕上がっています。池には様々な色をした鯉と、ミドリガメがたくさん泳いでいました。でも、ミドリガメって、外来種ですよね。誰かが、この池にペットを放したのが繁殖しているのでしょうか...

本殿の左側を固めるクロマツ。形がとてもととのっていて見飽きません。とってもクロマツらしい、いい感じがでています。高さは約2〜3mと、そう高くないので、さほどの老木ではないようです。

本殿の左側を固めるクロマツに対し、右側を固めるのがこのサルスベリ。これもねじれ方がとてもよくって、境内の「和」を演出していて、いい感じです。もう花期は過ぎてしまっていますが、来年はこの木がぱっと咲いた姿を写真に収めたいと思います。

境内に向かって左側の敷地を流れる湧き水。手を触れるとひんやりします。幅は2mくらいで、ちょろちょろと流れているのですが、この神社はこの水の神様をお祀りしているのですね。写真にとってしまっていいものかどうか、ちょっとためらいましたが、撮ってしまいました。とくとご覧くださいませ〜。

境内に向かって左側のこの階段があり、崖の上に上っていけるようになっています。何十段もあるので結構疲れますが、早朝にはいい運動でしょう。

この階段の途中、登っていくと左側に、ムクノキとミズキの木が立っています。肌が対照的で、いい感じがでていましたので、撮影しました。葉の写真を撮ろうとしたのですが、高い所にしかなくて、それを撮るには望遠レンズが必要です。望遠レンズとか、接写用のマクロレンズって、私前から欲しいんですけど、悲しいかな、しがない私にはどちらも縁遠いもの。葉の写真撮影は諦めました。

左側の写真。階段を登ると、そこは平地になっていて、小路の右側にイヌシデがたくさん生えています。イヌシデの樹皮はなかなか荒っぽくて、私は大好きです。これが何本も立ち並んでいる姿はちょっと見ものです。
右側の写真は、イヌシデの樹皮の写真です。この荒い縦の裂け目が、白い樹皮にざくっと入っているところが、なんともいえず、いいんですよねえ。一度見ると、病み付きになります。小金井神社の境内にもイヌシデがありますが、本当にいいですよ。荒っぽい樹皮なんですが、なぜか癒されるんです。不思議です。

イヌシデの生えている小路を進むと、この木で組んだ階段に出くわします。これも登らねばなりません。この写真は上りきったところから、下に見下ろしているところを撮ったものです。ふう、もう一息で、裏の出口です。

さらに小路を進むと、貫井神社の敷地の裏口に出ます。この写真は、裏口から、これまでたどって来た小路を後ろに見たところを撮影したものです。写真の右側には、サワラの木が何本も生えています。この裏口をでると、すぐ第4小学校の敷地の西脇に出ます。連雀通りから貫井神社に来るには、この裏口から入り、最初はサワラの木の、ついでイヌシデの木の出迎えを受けて、前記の階段を降り、境内に下って行くことになります。境内からゆっくり登ってくると、裏口に到達するまで大体7、8分かかります。この境内裏手の敷地もすべて合算すれば、貫井神社の総面積は小金井神社に勝るとも劣らない規模となりましょう。
最後に、ご朱印をいただこうと思い、正面階段左脇にある社務所を訪ねましたが、「(ご朱印は)やってません」とのことでした。ご集印帳をもっていったので、ちょっぴり残念でした。
これで貫井神社訪問は終わりです。また紅葉が美しくなる頃にもう一度来て、境内のモミジを撮影したいと思います。掲載した写真のサイズが全部同じになってしまって、アクセントのない、つまらない写真配置になっちゃいました。ご勘弁を。そして、貫井弁才天様、なにとぞ我が家に無病息災を...あれ、最後は「困ったときの神頼み」になっちゃった。失礼しました。